常勤看護師のメリットデメリット

正社員として働く常勤看護師には、どのようなメリットやデメリットがあるのだろうか。

まずメリットとして挙げられるのが、給料が安定していることだ。

看護師の正社員は他の一般的な職業と比べて、給料が良いケースも少なくない。

常勤はボーナスがもらえるのはもちろんのこと、昇給も期待できる上に、福利厚生や社会保障も充実しているのが特徴だ。

常勤看護師として働いていれば生活に困ることが無いばかりか、美味しいものを食べに行くことだって十分に可能である。

また常勤には、職場の人間関係に深く携われるというメリットもある。

派遣社員やアルバイトの場合、同じ医療機関で働く医師や常勤看護師に対して、どうしても壁を感じてしまうものだ。

しかし、常勤は雇用期限に定めが無く、しっかりと人間関係を構築できる。

目上の人との交流は、勉強になることも多い。

人間関係について深く学べることも、常勤の利点だと言えるだろう。

さらに、常勤看護師はリーダーや主任、看護師長などのキャリアアップを目指せることも、大きなメリットだ。

一方、常勤看護師のデメリットとして第一に挙げられるのが、プライベートの時間を十分に確保できないことだ。

これは家事や子育てをこなしながら通勤しているママさん看護師にとって、大きな負担になり兼ねない。

家庭を取るか、仕事を取るかの決断に迫られる場合もあり、常勤の大きな課題と言っても過言ではないだろう。

そういった場合は、非常勤看護師という選択肢もある。

常勤看護師と比べるとボーナスや手当が無いものの、常勤と違って休日申請も通りやすい。

そのため、子供の行事にも参加することもできるので、家庭と仕事の両立をしたい人にはこちらがおすすめだ。